共通テスト数学「統計」におすすめ参考書!『教科書だけでは足りない 大学入試攻略 確率分布と統計的な推測』

共通テスト数学「統計」の参考書

今回は、共通テストの数学Ⅱ,B,Cの「統計的な推測」を選択する方におすすめの参考書をご紹介します!それが、

長谷川進 著『教科書だけでは足りない 大学入試攻略 確率分布と統計的な推測』(河合出版)

です!

共テ対策におすすめな理由

この本を“共通テスト受験者に”おすすめする一番の理由は

本のコンセプトが「共通テストの統計的な推測で満点をとること」だからです。

この本さえやっていれば満点がとれるように……というコンセプトのもと書かれているので、共テ対策に最適です!問題演習も「共通テスト形式」になっています。

本のタイトルに「共通テスト」の文字が一言も書かれていないのがトラップですね。

一冊で完璧!

この本の素晴らしいところは「一冊で数学Bの統計の勉強を完結できる」ように作られている点です。

「はじめに」の部分にこんなことが書いてあります。

選択の1つに「統計」を加えることを強く勧める. 簡単だからだ.

本書のみで準備はすべて終わる. 本書以外の教科書, 参考書などを読む必要はない.

ここまで書いてありますから、これはもう安心できますね。

この1冊だけで、統計的推測の対策はばっちりです!

内容~コスパ最強で親切設計~

この本は、短時間で統計的推測を完成させられるところに特徴があります。講義の解説と演習どちらも一冊でまかなうことができるのです。

同じく「はじめに」にはこう書いてあります。

「共通テストまで一週間だが, 選択を代えたい」という場合でも間に合う.

適宜飛ばし読みして重要な部分だけに絞れば、6時間で勉強できるようになっています。

飛ばし読みをせずとも、1日でこの1冊をやりきることも可能なくらいの量ですし、1冊をやりきる=統計を完璧にできるということですので、共通テスト対策という意味ではコスパ&タイパ最強です!

親切設計で使いやすい

また、とても使いやすさに配慮されている親切設計になっています。

統計的推測の解説だけでなく「演習問題」も14回分ついていますが、演習問題は2回分がセットになっていて、数字や設定が異なるだけの類題になっているので、自然と反復して練習できるようにもなっています!

また、問題を解く最中に何度も使うことになる「正規分布表」ですが、普通であれば巻末の表を見るためにぺらぺらとめくる必要がありますが、この本では必要となるときにそのページに正規分布表を載せてくれているため、ストレスフリーで学習できます。

問題の解説では基礎的事項が省かれがちですが、この本では一切そんなことはありません。どんな問題に対しても、基礎の基礎から、毎度同じ図や表を使って解説してくれています。前のページに戻って確認する必要も、ついていけなくなる心配もありません。

まとめ

ということで、今回は、

長谷川進 著『教科書だけでは足りない 大学入試攻略 確率分布と統計的な推測』(河合出版)

をご紹介しました。数学的に統計を深めていくには足りませんが(とはいっても、理論の解説も一部あります)、あくまで共通テスト数学「統計」で点数を取りたいという場合にはとてもおすすめできる参考書です。

最後までお読みくださりありがとうございました。何か参考になりましたら幸いです。

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